一般財団法人アジアビジネス再生支援機構

一般財団法人アジアビジネス再生支援機構 HOMEへ
一般財団法人アジアビジネス再生支援機構お問合せはこちらから

HOME >メルマガバックナンバー> 日本経済経済大学白熱講義録(6) 2011年4月12日

HOME 団体概要 サイトマップ 中文版

日本経済経済大学白熱講義録(6) 2011年4月12日

こんにちは、

アジアビジネス再生支援機構の川村です。

 

今、上海の南京西路の静安寺のホテルでメルマガを書いています。

今回の目的は、ある顧問先のカット済みダイヤの売り込みです。

売り込み先は、上海の准海中道(ホワイハイジョンルー)でデザイナーズ・ジュエリーを販売しているお店です。

社長は、日本メーカーと取引の深い、中国のエアコン部品メーカーを経営されている女性です。

社長自らデザインされているデザイナーズ・ジュエリーは、

上海でとても評判になっており今では仕入れが追いつかないほどだそうです。

ここ数年のダイヤモンド価格の上昇は激しいですが、上海の旺盛な需要は原価を吸収するだけの勢いがあります。

実際、中国のダイヤモンド市場は最終消費ベースの市場規模で10~30%の拡大を見せており、

昨年は日本を抜いて世界2位となりました。

あと5年は現状のペースで市場が拡大すると見られており、今が最大のチャンスと言っても過言ではありません。

この千載一遇の好機、何としても掴まなければなりませんね。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【目次】

【1】川村忠隆のニュースの目

人民網日本語版 4月8日金曜日

~中国内のダイヤモンドの今年の値上がり幅が30%に~

【2】中国マネーコラム

~日本経済大学白熱講義録(6)~

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【1】川村忠隆のニュースの目

人民網日本語版 4月8日金曜日

~中国内のダイヤモンドの今年の値上がり幅が30%に~

 

―――記事要約

中国のダイヤモンド価格が今年に入って30%上昇している事が明らかになった。

また、国際ダイヤモンド供給大手に生産を活発化させる動きが出ている。

世界最大手のダイヤモンド供給企業デビアス社は、2011年の原料ダイヤモンド価格の上昇は30%、

今後3年で2倍になるとの予想を発表している。

また同社によると、中国・香港・インドのダイヤモンド需要は米国の20%程度であるが、

2015年にはアジア市場全体で米国を上回る見込み。

 

―――所見

店舗の様子や宝飾店の様子を見て改めて感じましたが、中国人はダイヤモンドと言わず宝石が好きですね。

ただ、ダイヤモンドが急激に高騰したのは新興国の需要要因ばかりではないようです。

国際宝飾展でバイヤーの方から伺った話では、元々リーマンショック以来のドル安で、

原石価格が上昇傾向にあり、かつ供給業者が需要低迷で供給を減少させていたところ、

景気の回復観測や新興国の需要増で価格が更に高騰してしまったようです。

また、短期的な要因として、震災で日本の卸業者の輸出が減少している事も影響している模様です。

ただ価格の高騰にも関わらず、中国のダイヤモンド需要は当分増え続けるでしょう。

販路を開拓したいなどのご要望がありましたら、ぜひ私まで。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【2】中国マネーコラム

~日本経済大学白熱講義録(6)~

 

先週は、初めて日本経済大学(神戸三宮キャンパス)の教壇に立ちました。

日本経済大学神戸三宮キャンパスホームページ http://kobe.jue.ac.jp/

担当科目は前期の金融論Aと後期の金融論Bです。

テーマは「現代的金融システムの基礎と、現代中国の金融システムの発展過程」です。

学問領域としては中国の現代金融史という、比較的珍しい分野を取り扱うという事になります。

対象は2回生で、昨年開校したばかりの新しいキャンパスという事もあり、とてもフレッシュです。

また、学生は昨今の大学経営の事情を反映し、全員が中国からの留学生です。

留学生は、平均的な日本人の学生よりも真面目なので、遣り甲斐があります。

(ただ、中国人に中国の話をするのは、ちょっと気が引けますが。)

第一回は、オリエンテーションを兼ね、金融史を学ぶ意義について話をしました。

ファイナンスの世界では事前合理性に基づく順張りが基本であり、

過去のデータに基づいた合理的行動をとるのが常識です。

 

 

例えば、優良企業にお金を貸す、優良企業の株を買う、金利の上がっている国の通貨を買う、という事です。

ただ、順張りでは利幅が薄くなるので、そこから十分な利益を得るには、レバレッジをかける必要が生まれます。

経済の前提が大きく変化する時代の中において、このような行動が大きなリスクを伴うという事は明らかです。

変化の激しい時代を生き抜くには、現時点での合理性を判断する力を身につける事に加え、

経済の前提とその転換点を学び、事後の合理性について考える力をつける事が求められます。

"肌で危険を察知する感覚"そして"リスクの中に、より良くなるイメージを見出す感覚"、

学生にはこうした感覚をぜひ身につけて貰いたいと思います。



ページTOPへ戻る

当財団について産権取引再建実例研究活動団体概要サイトマップお問合せ

Copyright c 2008 一般財団法人アジアビジネス再生支援機構 All Rights Reserved./porwered by geniusweb.